ユリカモメ チドリ目カモメ科(Larus ridibundus Linnaeus) 全長約40cm 冬鳥 本州以南には、秋は9月初め頃から渡来するが、北海道北部には夏も残っているものがある。厳寒期には本州中部以南、九州以北に多い。秋冬には港湾、河口、広い川、湖沼、濠などに群れをつくってすみ、水の上をゆっくりしたはばたきをしながら飛んでえさをさがし、見つけると反転したり急降下して水面からくわえとったり、水に飛び込んでくわえたりする。水面を泳いで、水面のえさをとることもある。 本種はズグロカモメと似ているが、ズグロカメモとは本種のくちばしは細くて長めで赤いが、ズグロカモメでは太く短くて黒いこと、初列風切先端の黒色部が本種ではつながってみえるが、ズグロカモメでは切れて見えること、飛んでいるとつばさの下面の黒色部がズグロカモメのほうが狭いこと、夏羽では、頭部の黒色部がズグロカモメのほうが黒く、後頭部にまで及んでいることから見分けることができる。 古くから都鳥といわれているのは、本種であるとされ、それにより東京都の鳥に選ばれている。 |
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撮影日 12月2日、撮影地 東町 | 撮影日 12月15日、撮影地 潮見町 | |||
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